歌の歌詞が上位蜃気楼か下位蜃気楼かを勝手に判断するコーナー。

今回は「幻氷」なので、単純に上位か下位か、という話にはならないですが。

ちなみに幻氷の曲はYoutubeで検索すると、3曲出ています。

1曲目、2曲目は伊藤正範さんの同じＰＶでした。３曲目を先日見つけて、おやっ、別の「幻氷」があるのか？と色めき立ちましたが、伊藤さん提供でばんどうさんが歌われたようですね。
お二方ともオホーツク観光大使の肩書きをお持ちのようです。

歌詞は動画を見ていただくとして、肝心の幻氷が出てくるフレーズは「まるで春の幻氷か　愛はいつもまぼろし」となっています。
その前には、追いかけても追いつけないというような描写も。
やはり幻氷のイメージ「去ってしまった流氷が見える」に重きを置くと上位蜃気楼ですよね。
なにしろ「春の」とハッキリ言っていらっしゃるし。

がしかーし。残念ながら映像は下位蜃気楼の「空飛ぶ流氷」です。
網走近辺の方が幻氷の上位と下位を区別していなかったことを示す一事例です。
「幻氷」は複雑な歴史を背負い込んだ、蜃気楼界の苦労人なのです。

伊藤さんにインタビューしてみるのもいいな、と思い始めました。
しかし私の身体はいくつもないのよ。コピーロボットが欲しいなぁ。

ちなみに、網走市立図書館で、この「幻氷」ＤＶＤ借りられますー♪